ADHDの子供の行動に変化をもたらす12の美術治療プログラム

簡単にイライラしたり攻撃的になったりしませんか？
不安、または臆病で自信をなくしていないですか？
集中できず、学習能力が低下していますか？
過度の衝動的、または過剰な行動をしていますか？
同じ年齢の子どもや幼稚園の児童、または学校の児童と適応できませんか？

ADHD は小学校以下の児童に最も通常に表示される疾患の1つで、約 3〜4 ％ の児童がこの疾患を患っていることが報告されています。ADHD の子供には衝動的行動、無節制、過剰行動が見受けられ、協調性がないか、学習障害を見せ、情緒的にも不安定であると考えられています。
長く集中することができず、1つのこと没頭できず、光の刺激にも気を取られやすく、授業中に歩き回ったり、周囲の友人に途切れなく辛辣な言葉をかけるなどの行動が見られ、幼稚園や学校生活に適応していないと考えられます。

ADHD の子供向けのアルテイ美術治療プログラムには、次のような効果があります。
① 生活不適応を原因とする、世界との断絶を治癒するのに非常に効果的な美術治療により、手を使って表現する能力が育まれることから、人との関係や不適応を改善するのに有益です。
② 美術治療を介して注意を集中させ、過剰な行動を矯正することができます。
③ 内面の欲求不満を解消することで、衝動性を抑制します。
④ 事件や物事に対する概念を強化し、体系的な認識をすることが鍛えられます。
⑤ 児童が生活の中で、または、自然と接する中で、自身の立場で経験したことを実際に表現する過程で、認知能力が発達し、創造性が増進されます。

アートセラピーの専門家が考案したのがアルテイです。

A. 自分をありのままに表現することができます。
美術は、視覚言語として無意識を意識的に転換させてくれ、本心が自然に表現されます。言語能力と関係なく自由に表現することができます。恐怖心やあらゆるものに対して心を閉ざそうとする傾向を改善します。

B. 誰とも楽しく接することができるようになります。
芸術的な才能や年齢に関係なく、誰でも簡単に実践することができます。 発話能力がまだ十分でない乳幼児、障害児、そして認知症のお年寄りたちでも実践できます。美術という創作活動を通して、喜びと幸せを感じることができます。

C. 美術治療によって辛く苦しい感情を浄化することができます。
美術作品を介して他の人に本音を打ち明けることで、感情浄化（カタルシス）を得ることができます。

D. 美術治療の過程で生まれた美術作品を見ると、変化の過程を確認することができます。
美術作品には、時間が経っても保存されているという具体的な成果があります。 作品を通じて治療過程を検証し、過去を振り返って修正したり確認することができます。

E. アルテイ美術治療は、スマートデバイスを介して行われます。
病院などの機関を直接訪れなくても、自宅で多様なスマートデバイスを介して、美術治療のためのスマートコンテンツを活用して、美術治療サービスを受けることができるプログラムです。

F. 自宅や美術治療機関で活用することができます。
アルテイアプリに含まれているすべての美術治療のコンテンツについて、活用することができるガイドが用意されています。
それぞれの芸術治療プログラムの目標と期待される効果を提示して、一部のコンテンツについては、心理上の理論と根拠が示されます。 また、紙、パステルなど、さまざまな実生活ツールを活用した課題や活動の詳細な説明が盛り込まれています。

【ギムソンヒョン教授紹介]
アルテイ美術治療プログラムの企画と監修

[現在]
延世大学原州医科大学教授
延世大学原州医科大学デジタルセラピークリニカルセンター所長
CHAの医科学大学校美術治療大学院の初代院長
臨床美術治療学会（KACAT）会長（www.kacat.co.kr）
東西美術治療研究所長韓仕事の臨床美術治療学会（BESETO）会長
全国の臨床美術治療連合会会長
臨床美術協会理事長
韓国芸術療法の協議会
京畿道広域認知症センター認知症専門支援団

[主な経歴]
美術学士号、アート教育/心理学の修士号、漢陽大大学院理学博士（臨床美術治療専攻）
ドイツベルリンのフンボルト大学付属病院芸術療法インターンシップ修了
日本臨床美術協会美術治療研修（臨床美術史資格取得）
日本木村クリニック美術治療研修
米国 MD ANDERSON CANCER CENTER
芸術療法研修フランスのパリ ATELIER D'EXPRESSION PLASTOUE LES PINCEAUX
CENTRE DE FORMATION A L'ART-THERAPIE（Professional 過程）研修
スイスのルーカスクリニック美術治療研修チャ病院
代替医療センターのフェロー
延世大医学部大学教科担当教授
個展 2 回、招待展、グループ展、海外全 80 回以上

【学会活動】
2011〜現韓日中の臨床美術治療学会会長
2010〜現全国臨床美術治療連合会会長
2009〜現東西美術治療研究所所長
2008 日中韓の臨床美術治療学会創立会長
2007〜現米国美術治療学会（AATA）正会員（Professional Member）
2007〜現のがん補完代替医学会副会長
2006〜現国際自然治癒医学連盟総務理事
2006〜現韓国統合医学会総務理事
2005〜現の臨床美術治療学会（KACAT）会長
2007〜現韓国心理学会正会員
2007〜現韓国臨床心理学会正会員
1994〜現韓国美術家協会会員
2003〜現韓国美術教育学会正会員

[対外活動】
2012〜現全国芸術療法教育協議会副会長
2010〜現韓国脊髄障害協会芸術分科委員諮問委員（韓国脊髄障害協会）
2008〜現全国代替医療教授協議会の諮問委員（全国代替医療教授協議会）
2009〜現分かち合いの家広報大使（ナヌムの家/ 日本軍慰安婦歴史館、平和人権センター）
2010 大韓民国統合医療博覧会運営委員長（全羅南道）
2010 ソウル特別市教育庁「性暴力専門の相談緊急支援チーム」（ソウル市教育庁）
2010 緩和ケアの専門家人材プール制ホスピス実務メンタリングの専門家（国立アムセンター、保健福祉部）