瞑想なう

瞑想なうは、気軽に瞑想してみるためのタイマー＆記録アプリです。日本のアプリで唯一、ヘルスケアアプリのマインドフル時間に対応しています。

瞑想ってスピリチュアルな感じでなんだかうさんくさくて、何が楽しいんだろうと思っていませんか？僕も思ってました。


【瞑想ってなんやねん】
瞑想について興味を持ったのはある2冊の本がきっかけです。
●1冊目
その本はプログラマーとしてこの先生きのこるにはどう考え、どう人生を設計するべきか？みたいなことが書いてある本なのですが、プログラマー向けの本であるにもかかわらず、プログラム言語の話は出てきません。
代わりに出てくるのが上腕二頭筋の鍛え方であったり、どうすれば彼女をゲットできるかといった話であったりする面白い本です。

そんなユニークな本の中に、「瞑想する」という一節が出てきます。
何言ってんだこいつ、と。自分には無縁のものだとさらっと読み流しました。

●2冊目
ところが、その後読んだ意思の力についての本にもまた瞑想の話がでてきたのです。
どうやら人間の脳みそは意図的に鍛えることができ、そのてっとり早い方法が瞑想らしいと。この話は科学的根拠があって、瞑想のトレーニングを8週間続けると、自己認識をつかさどる脳の灰白質という部分が増えたという研究結果が出ているというのです。さらに最近の研究では、禁煙やダイエットへの効果や、アルコールや薬物依存への対策としても効果があることがわかっているのです。

なるほどー、某ハンター漫画の某シーンのように脳をいじくって自分をコントロールできたら面白そうだなと思ってとりあえず物は試しでやってみることにしました。



【瞑想してみた】
やり方は非常に簡単。
瞑想というと心を無にするなんてイメージがありますが、それよりももっと単純でした。
「姿勢を正して座り、呼吸に注意を向ける」
これだけです。
目をつぶってゆっくりと深く息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。
そのとき、呼吸に意識を集中させます。
これを数分間繰り返します。最初は3分でもいいようです。(最終的に、20分〜30分できるといい感じです。)

意識を呼吸のみに向けるのは最初は簡単なんです。
でも1分もすると気が散り始めます。いかんいかんと、意識を呼吸に戻します。
それでもまた別のことを考え始めてしまうので、いかんいかんとまた意識を呼吸に戻します。

ここまでやってみると、気づきました。
散った気を呼吸へ戻すこの感覚は、仕事や勉強で集中したいときに、周りの雑念や誘惑を振り払う感覚とそっくりではありませんか。瞑想が脳を鍛えるという話が腑に落ちた瞬間です。

その後も1日5分の瞑想をしばらく続けていると、どうも心身ともにリラックスできることに気が付きました。そりゃそうですよね。ゆっくりと深呼吸してるだけですから。今では仕事中にモヤッとすることがあれば、一発深呼吸をすることにしています。

瞑想は言ってみれば、起きたままできる仮眠みたいなものかなと思ってます。



【アプリ作ってみた】
ここでようやくこのアプリについての話です。
瞑想するための簡単なアプリがないかとざっと検索してみたところ、これが意外と少ないのです。わざわざ登録が必要であったり、静かに瞑想できなかったり、そもそも日本向けのものが少なかったり。

僕が欲しいと思った機能は以下2点です。
・起動したその画面ですぐ始められること。
・どれだけ瞑想したか記録に残せること。

そんなわけで、無いんだったら自分で作ればいいじゃないの精神で作ってみました。上に書いた2点を大事にしているので、現在のような2タブのシンプルなアプリになりました。
「瞑想なう」というアプリ名は、瞑想を気軽でカジュアルなものと思ってもらえるように親しみのある感じにしてみました。



さて、ここまで読んで下さった皆さまありがとうございます。
ここで冒頭の質問をここでもう一度。
「瞑想ってスピリチュアルな感じでなんだかうさんくさくて、何が楽しいんだろうと思っていませんか？」

こう考えて敬遠してしまうのはもったいない気がしています。
とりあえず一回やってみましょう。そのとき集中力が矯正される感覚やリラックスを実感できれば続けるもよし、自分に合わなければやめるもよしです。

もし瞑想が気になって、そのとき使ってもらえるのがこのアプリであれば、開発者としてこれ以上嬉しいことはありません。



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